2013年10月20日日曜日

イオンモール京都桂川 工事現場 2013.10.19

イオンモール京都桂川の10月19日の工事の状況です。



右側直線部分真ん中辺りのへこんでいる場所は、屋上駐車場へのスロープが設置されるようです。




この三角形に出っ張っている部分は、2階部分でB街区棟との歩行者連絡通路と繋がるようです。
まだ左奥の桂川駅に近い部分は地階駐車場の建設工事が行われているため、鉄骨も立っていません。


B街区棟の工事現場。
計画によるとB街区棟には地階は無いようなのですが、掘削された部分にコンクリートが流し込まれているので、地階が出来るのでしょうか?




2013年10月11日金曜日

キリンビール跡地

キリンビール京都工場跡地は、すでにオムロンヘルスケアの本社が稼働し、さらにイオンモール京都桂川、京都銀行研修センター、洛南高等学校附属小学校の建設工事が進んでいます。

残りの土地3か所は長谷工コーポレーションに売却されたと報道があったのですが、その中の一部である向日市域のD街区の北西部に京都トヨタ洛西店が建設されることが明らかになりました。

京都トヨタ洛西店は現在、西京区の洛西ニュータウン内に店舗と整備工場を構えていますので、この店舗が移転するようです。

トヨタ自動車のディーラーである京都トヨタは、ヤサカタクシーやヤサカバスなどを経営する彌榮自動車株式会社のグループ企業です。
ヤサカバスはJR桂川駅や阪急洛西口駅と洛西ニュータウン方面を結ぶ路線を運行しています。


この京都トヨタ洛西店の土地は、長谷工から売却されたものなのか賃貸契約なのか不明です。

2013年10月8日火曜日

洛西口駅付近高架工事 10月のスケジュール表

洛西口駅付近高架工事の2013年10月の作業予定表です。
今月はいよいよ河原町方面行き上り線が10月26日から切り替えられます。







イオンモール京都桂川 工事現場 2013.10.07

イオンモール京都桂川の10月7日の工事の状況です。
開店まで1年を切ったイオンモールの工事は、鉄骨の組み立てが始まって急激に変化を遂げています。




C街区のSC棟です。

上の写真と同じ場所を8月22日に写した写真です。
わずか15日の間にこんなに建設が進んでいます。

B街区棟の工事も進んできました。



B街区の西側は外周部をイオンモールが土地を取得し、B街区棟への誘導路になります。
その誘導路の舗装は完了していました。

B街区西側の内側部分は長谷工コーポレーションが土地を取得しています。
長谷工はこのB街区の他、A街区の全域とD街区の西半分を取得していますが、まだどのような建物を建てるのか計画を明らかにしていません。
その部分には車が何台も駐まっています。





2013年10月1日火曜日

イオンモール京都桂川 工事現場 2013.09.22

イオンモール京都桂川の9月22日の工事の状況です。



 C街区。1ヶ月前に比べてSC棟の鉄骨部分が広がっています。


B街区の工事も始まっています。

こちらはB街区の長谷工が取得した土地です。
現在はまだなにが出来るのか発表されていません。
外周部はイオンモールの駐車場への誘導路が敷設されます。




2013年9月30日月曜日

洛西口駅 2013.09.30

河原町方面行き上り線の高架化工事が行われている阪急洛西口駅ですが、防護シートが外されて新駅舎が姿を現しました。






上り線の高架への切り替えは10月26日です。


2013年8月15日木曜日

イオンモール京都桂川 工事現場 2013.08.15

2013年8月15日のイオンモール京都桂川の工事の状況です。

メインとなるC街区


向日市側のメイン出入り口となる奥の方で鉄筋が立ち始めています。

スポーツジムなどが入る予定のB街区はまだ工事が行われていません。




そして拡幅工事が行われている都市計画道路久世北茶屋線(京都府道中山稲荷線)の工事もほぼ終わっています。
写真の奥が阪急京都線洛西口駅の方向です。
道路の一番右側の1車線が拡幅され、歩道も整備されました。
この新たに作られた車線はイオンモール駐車場への導線となるのですが、現在はイオンモール工事中のため左折部分手前がガードレールで封鎖されています。
手前はバス停(高田町)です。



2013年8月6日火曜日

再開発の全体図

現在行われている再開発事業が最終的にどういう感じになるのかをまとめてみました。


再開発が行われているのは、
・京都市南区から京都府向日市にかけてのキリンビール京都工場閉鎖に伴う「キリンビール京都工場跡地再開発事業
・キリン工場に隣接する、田畑などの農地だった場所の「阪急洛西口駅東地区再開発事業
・阪急電鉄京都線の洛西口駅周辺で行われている「洛西口駅付近連続立体交差事業」です。


JR西日本桂川駅もキリンビール跡地だった場所で、工場跡地の付加価値を高めるためにキリンビールと京都市が主体となって駅を誘致し、桂川駅の駅舎とホームの建設費用約10億円のうち8億3千万円をキリンビールが負担し、残りはJR西日本が負担しています。
駅前広場の整備と東西の連絡通路は京都市が負担しています。

桂川駅の1日あたりの乗員者数は開業した2008年度が4170人、2013年度では7350人となっていますが、キリンビールの予測ではイオンモール開業後には17500人ぐらいに増えると見込んでいます。

また再開発に連動して、都市計画道路「久世北茶屋線」(府道中山稲荷線)のイオンモールへの流入口となる区間では、現在の4車線から東行きを1車線増やして5車線へと拡幅工事が行われています。
また向日市の周辺道路でも整備が行われています。

再開発事業が行われている場所
地図上のピンク色の部分がキリンビール京都工場跡地再開発事業、青い部分が洛西口駅東地区再開発事業の区域です。
地図に記載されている道路の中にはまだ開通していない箇所もあります。



再開発が完了するとどんな街ができあがるのか、現時点でわかっている範囲でまとめてみました。
再開発完了後の概要
キリンビール跡地は売却先が全部決まっていますが、現在完成しているのはオムロンヘルスケアの本社だけです。

やはりなんと言っても京都府最大の商業施設となるイオンモール京都桂川は、人や車の流れを大きく変える事になるので地元の関心が特に高いです。
さらに京都市の事業として桂川駅の駅舎がある2階部分とイオンモールの2階を直接結ぶ連絡通路と、久世北茶屋線を挟んで南北のイオンモールを結ぶ自動車・歩行者専用通路も建設されます。

長谷工コーポレーションに売却された3地区については、具体的にどのような建物が建つのかまだ何も発表されていません。


洛西口駅東地区では京都信用金庫桂川支店が新設されます。
それ以外では現時点では医療施設を集めた集合ビルと、それ以外は共同住宅と戸建て住宅の建設が届けられていて、すでにいくつか完成している建物もあります。
共同住宅ではテナント付きの建物もいくつかありますので、どういうテナントが入るのかも注目していきたいと思います。


洛西口駅は高架化後はホームが現在の位置よりも少し北に移動するようです。
桂駅から洛西口駅まで線路沿いに続いている都市計画道路「桂馬場線」は、現在仮線路が敷かれている跡地を利用して南に延伸されます。



2013年7月26日金曜日

洛西口駅付近高架工事

洛西口駅周辺で行われている高架化工事ですが、事業を進めている京都市と阪急電鉄から「河原町方面行きの上り線を10月26日から高架に切り替える」と発表されました。
下り線の高架切り替えは2015年度中の予定です。
http://holdings.hankyu-hanshin.co.jp/ir/data/ER201307253N2.pdf



洛西口駅前の物集女踏切は電車の通過タイミングが上り下りで互い違いに来るため、遮断機が長時間降りていることも多く、時間帯によってはかなり渋滞しています。

上り線が高架に切り替われば踏切を通過する列車が半減するため、ある程度の渋滞解消が見込まれます。
しかし2014年10月にイオンモール京都桂川がオープンすると、ふたたび渋滞の悪化が予想されます。




写真は2013年7月25日の高架工事の様子です。
防音壁が設置されつつあります。



2013年7月17日水曜日

洛西口駅付近高架工事の現況

2013.07.15時点の洛西口駅付近の連続立体交差工事の状況です。







まず河原町方面行きの上り線が先に高架化されるようです。
すでに線路や架線の敷設は終わっていて、現在は新しい洛西口駅の駅舎の工事が行われています。

上り線だけでも高架化されると、洛西口駅前の踏切による渋滞はそこそこマシになるのではないかと思うのですが、まだ開通の具体的なスケジュールは公表されていません。
この工事現場では8月21日に子供向けに高架工事の見学会が開催されるので、少なくともそれまでには開通することはなさそうです。

工事のことには詳しくないのですが、進捗状況から考えると、早ければ9月頃、遅くても12月21日の「西山天王山」駅開業にともなって実施される阪急京都線ダイヤ改正に合わせて、高架線に切り替えられるのではないかと予想しています。



2013年7月16日火曜日

イオンモール京都桂川 2013.07.15 現時点でわかっている情報いろいろ

イオンモール京都桂川は本格的に工事が始まりました。
地元説明会で概要が発表されましたので、現時点での情報を書いていきます。


建設場所は北側の「B街区」(敷地面積12,289㎡)と南側の「C街区」(敷地面積79,684㎡)に分かれます。
B街区は店舗と駐車場で構成される「B街区棟」が、C街区は店舗と駐車場で構成される「SC棟」と立体駐車場だけの「立駐棟」の合計3棟が建設される予定です。

両街区の間には4車線(現在イオンモールへの導線のため5車線に拡幅工事中)の府道「久世北茶屋線」が通っています。
B街区棟とSC棟の間にはその道路をまたぐ連絡橋で接続され、歩行者と自動車が行き来できるようになります。
SC棟は2階部分からJR桂川駅へ歩行者用通路で直結されます。
写真中央の道路(府道・久世北茶屋線)を挟んで左側がB街区、右側がC街区になります。



B街区棟は地上3階建て、建築面積は6,826㎡ 延床面積は12,286㎡です。
1階、2階は店舗と駐車場、3階部分は実質屋上で駐車場です。屋上のエレベーターとエスカレーター部分が3階に相当すると思われます。
B街区棟2階とSC棟2階を結ぶ歩行者連絡通路、B街区棟屋上とSC街区棟屋上を結ぶ自動車の連絡通路があります。

B街区棟にはスポーツジムと店舗が入る予定です。
駐車台数は298台で、駐車場への入り口は2カ所、出口は1カ所です。府道を通って西側から来た車はここの入り口を利用することになると思われます。


SC棟(ショッピングセンター棟)は地上4階、地下1階建て、建築面積は43,665㎡ 延床面積は132,593㎡でイオンモール京都桂川のメインになる建物です。
地下1階と実質的に屋上である4階が駐車場、1~3階はすべて店舗です。
桂川駅に近い東端部が核テナントになる総合スーパーのイオン(イオンリテール)、そこから西に延びてL字状に折れさらに南へと続く形状になっています。
南の端には集客力のあるキーテナントが各階に入るものと思われます。

メイン通路は他のイオンモールでもおなじみの、吹き抜けのあるゆるやかな曲線の通路になっています。
これは、あまり遠くが見えると歩くのがしんどくなるので、カーブにすることで遠くが見えなくなるという心理的な効果を狙ったものだそうです。

地下の駐車場は建物全面の面積ではなく、東側の一部のみとなっています。
駐車台数は地下が280台、屋上が579台となっています。


立駐棟はSC棟に隣接する南東部に、地上4階、建築面積は17,114㎡ 延床面積は70,212㎡です。
これは屋上抜きで実質的に4階建てのようです。
全フロア駐車場で、各階からSC棟への連絡通路が設けられます。
駐車台数は1886台となっており、多くの車が各棟から誘導されてこの棟へ駐車するようです。


駐車場への導線については、府道久世北茶屋線で西から来る車は先ほども書いたようにB街区棟への入り口を使うことになりますが、東方面から来る車はイオンモール北西部にある交差点で一旦左折して地区幹線道路1号に入り、そこに面している2カ所ある駐車場入り口からの入場となるようです。

南の向日市方面から来る車の流れについてどう処理する予定なのか、現時点でははっきりとはわかりません。
南からの道路は住宅地を通り道幅が狭く、さらに通学路もあるため、地元では交通量が増えないように要望をしているようです。

駐車場への出入り口は、入り口専用が4カ所、出口専用が4カ所、それに加えて出入り口併設が2カ所となるようです。



営業時間は核テナントのイオンが7:00~24:00、その他が9:00~23:00と予定されています。
シネマコンプレックスも入店予定で、こちらも0時頃まで営業すると思われます。
京都府内の他のイオンは遅くても23:00までなので、それよりもさらに1時間遅く営業すると言うことになります。

JR桂川駅の最終電車は大阪行きで0:20、高槻行き最終で0:33、京都行き最終が0:56となっています。
阪急洛西口駅は梅田行きが23:43、正雀行き最終が0:04、河原町行きが0:30、隣の桂行き最終が0:44です。
24時まで営業すると、電車で帰れる方はかなり制限される気もするのですが・・・。


巨大なショッピングモールが出来るというのは便利になる反面、特に周辺地域では道路事情の悪化や周辺商店街への多大な影響もありますね・・・。



2013年7月15日月曜日

イオンモール京都桂川 工事現場 2013.07.15

イオンモール京都桂川の工事が本格的に始まりました。


2013.05.26の状況




2013.06.05の状況



2013.07.15の状況


B街区はまだ工事は始まっていません

海の日で休日ですが工事が行われていました。





2013年6月22日土曜日

計画内容

イオンモールの説明会が行われ、具体的な計画内容が明らかになってきました。
イオンの担当者によると「五条店の2.5倍、洛南店の1.7倍」とのことですが、これは核テナントであるスーパーのイオンの比較ですね。


これだけ巨大な商業施設ができると、周辺の店舗はかなり影響を受けるでしょうね。
特に向日市や西京区の洛西ニュータウン、桂の商店街や商業施設は大打撃になりそうです。
スーパーもダイエー桂南店とイオン向日町店はイオンモール桂川からかなり近い場所にあり、存続できるのか注目されます。

2013年6月18日火曜日

洛西口駅付近の高架工事

架線を張る作業が行われていました。
先に工事が進められている上り線は今年度内に開通するようですが、いつ頃開通の予定なんでしょうか。

物集女踏切は上り下りの通過が交互に通過することが多いので、遮断機が降りている時間がかなり長いのですが、片側だけでも高架化されれば付近の渋滞はかなりマシになると思います。



2013年5月28日火曜日

再開発地域の場所

京都市西京区、南区、向日市の境界周辺で現在行われている再開発の場所は地図上のこの位置になります。


赤く塗られた地域がキリンビール京都工場跡地再開発、青く塗られた地域が洛西口駅東地区再開発です。
地図上の点線は京都市と向日市との境界線です。
JR桂川駅もキリンビールの工場跡地に作られています。


この場所は阪急洛西口駅とJR桂川駅に挟まれ、さらに南東側はJR向日町駅に近く、北側には桂川駅と洛西口駅を結ぶ都市計画道路の久世北茶屋線(府道201号線)が通っています。

久世北茶屋線は東は京都市街地や長岡京市から高槻市方面への主要なアクセスとなる国道171号線につながっていて、西側は向日市や西京区南部の主要道路である物集女街道と交差して洛西ニュータウンに入り、さらにその先では京都縦貫自動車道の大原野インターチェンジへと接続する工事が行われています。


洛西口駅東地区再開発地域は農地だった場所で、キリンビール工場跡地の再開発をきっかけとしてこの地域も再開発に着手されました。
区画整理を経たのち、再び農地として利用されている場所もあります。


2013年5月23日木曜日

イオンモール公式発表

本日、イオンモール株式会社から「イオンモール京都桂川」の開発計画について公式にリリースされました。
http://www.aeonmall.com/upload/1369285280.pdf


公式発表があったので、改めて近隣イオンモールとの比較表です。

イオンモール
草津
イオンモール
 橿原
イオンモール
 高の原
イオンモール
久御山
イオンモール
KYOTO
イオンモール
 京都五条
イオンモール
京都桂川
開業日
2008.11.26
※2008.11.25
2007.5.1
※2012.4.5
2010.6.4
2004.3.3
2014.10 予定
店舗面積
60,000
63,500
39,950
29,400
45,200
22,000
53,049
商業施設面積
86,137
84,000
50,850
33,636
51,000
40,000
77,500
延床面積
177,369
225,000
125,676
87,000
148,300
99,000
220,000
敷地面積
165,410
112,000
47,818
69,300
30,100
47,000
92,000
専門店数
186
243
148
114
130
140
(200)
駐車台数
4,330
5,000
2,028
2,200
1,125
1,600
3,043


※印は増床リニューアルオープン日
面積の単位はすべて平方メートルです。
京都桂川のデータは完成までに変更される可能性があります。

他店と比較して特に延床面積が広いのは、駐車場が全て建物内に入るからだと思われます。
また、草津や橿原に比べて駐車台数が少ないのは、JR桂川駅に直結し、阪急洛西口駅からも徒歩数分という交通の便がよい立地のため、他のモールに比べて公共交通機関を利用するお客さんを多く見込んでいるからでしょうね。

現在京都府で店舗面積が一番広い高島屋京都店が47,837㎡ですので、それを抜いて京都府最大の商業施設になります。

イオンモール京都桂川の規模

JR桂川駅に隣接して建設が進められている「イオンモール京都桂川」の規模がどの程度になるのかですが、5/14に報道された京都新聞の記事によると滋賀県草津市にある「イオンモール草津」とほぼ同規模と書かれています。

「イオンモール草津」は、イオンモールとしては関西最大級として2008年に営業を開始しています。
また、同じ2008年には「イオンモール橿原」が増床リニューアルオープンして、イオンモール草津に匹敵する大型店となっています。
これらと京都府内の主なイオンモールの規模を比較してみます。


イオンモール
草津
イオンモール
 橿原
イオンモール
 高の原
イオンモール
久御山
イオンモール
KYOTO
イオンモール
 京都五条
イオンモール
京都桂川
開業日
2008.11.26
※2008.11.25
2007.5.1
※2012.4.5
2010.6.4
2004.3.3
2014.10 予定
店舗面積
60,000
63,500
39,950
29,400
45,200
22,000
53,000
商業施設面積
86,137
84,000
50,850
33,636
51,000
40,000
延床面積
177,369
225,000
125,676
87,000
148,300
99,000
200,000以上
敷地面積
165,410
112,000
47,818
69,300
30,100
47,000
93,047
専門店数
186
243
148
114
130
140
(200)
駐車台数
4,330
5,000
2,028
2,200
1,125
1,600
3,300

※増床リニューアルオープン日
面積の単位はすべて平方メートルです。
京都桂川のデータは完成までに変更される可能性があります。




店の規模を表す指標はいくつもあります。各数字だけを見てどの店が大きいかというのは単純には判断できませんので、まずそれぞれの指標の説明をします。

店舗面積・・・「大規模小売店舗立地法」という法律によって定義されていて、1000平方メートル以上の店舗は都道府県や政令都市に届ける義務があります。
この面積に含まれるのはは物販や修理などの小売店の売り場面積だけで、飲食店やフードコート、映画館(シネマコンプレックス)やゲームセンター、医療施設などのサービス業の施設の面積は含みません。また、テナント間の通路や休憩所や階段などの共用施設も含みません。

商業施設面積・・・この面積は施設運営者による独自の基準で、イオンモールでも店舗によって微妙に基準が異なります。
通常は、店舗面積には含まれない飲食店、映画館、ゲームセンター、医療施設などの全営業施設が含まれます。ただし各専門店内のバックヤードなども含まれることが多いです。
フードコートの共有飲食スペースが含まれるかは不明です。通路や共用施設なども含まれたり含まれなかったり色々です。


延床面積・・・建物の屋上以外の総面積です。商業施設面積に加え、建物内の従業員専用の施設や建物内の倉庫、商品搬入施設、建物内の駐車場も含まれます。ただし、屋上の駐車場は含まれません。建物の階数が多ければ、その分延べ床面積も広くなります。

敷地面積・・・その施設がある敷地の面積。建物のある場所の面積と、建物の建っていない地上部分の駐車場、屋外の通路なども含まれる。土地に余裕のある郊外店は敷地面積が広い店舗が多いです。

専門店数・・・イオンモールの専門店数には、テナントの他に銀行などのATMも専門店の数に含んでいます。



比較として近隣や京都の主な商業施設の店舗面積も掲載します。

高島屋京都店 47,837
大丸京都店 46,500
JR京都伊勢丹 43,236
藤井大丸 15,237
京都マルイ 8,765
アバンティ 14,682
ヨドバシカメラ京都 38,300
京都ファミリー 17,229
北大路ビブレ 23,213
イオン洛南SC 30,173

ダイエー桂南店 11,426
イオン向日町店 14,276


2013年5月22日水曜日

イオンモール京都桂川 建設現場

2014年10月に開業が予定されている「イオンモール京都桂川(仮称)」の建設現場です。





敷地面積が広いので写真のフレームに収まりません。
下の写真で中央に建っているのがオムロンヘルスケア本社、そのはるか右奥に突出している黒っぽい高い建物は京都で一番高いビルの日本電産本社です。


イオンモール京都桂川の現在の進捗状況を調べているのですが、なかなか情報が見つからないですね。
現在は地盤改良工事でしょうか?

京都新聞の5月14日の報道では、
店舗面積が53,000平方メートル、地上3階(一部4階)地下1階
営業時間は7:00~24:00
核店舗は総合スーパー「イオン」で、シネマコンプレックスやスポーツジムが入居予定、専門店は200店前後で今後募集、建設工事は6月末着工の予定だそうです。

また、建設通信新聞の4月15日の報道によると、
基本設計は東畑建築事務所、実施設計は竹中工務店と東洋設計事務所、敷地面積は79,683平方メートルでそのうち建築面積は60,117平方メートル、延べ床面積は200,000平方メートル以上となるようです。





建設現場に掲示されている開発基本計画です。
こちらでは敷地面積は93,047平方メートルになっています。

図面部分を拡大。


この掲示されている計画は昨年11月頃の時点のものなので、建物が(一部6階)と書かれていますが、先ほどの京都新聞や建設通信新聞の報道では(一部4階)になっているので、計画が変更されたものと思われます。
もしかしたらこの図面そのものにも多少の変更はあるかも。

左上にJR桂川駅があり、赤い斜線部分が駅との連絡通路のようです。
道路を挟んで左下にも建物が出来て、道路の上に二つの建物を行き来できる連絡通路が作られるみたいですね。
この図面を見ると、広大な敷地のほぼ全面にわたって店舗が建てられ、駐車場はすべて建物内の立体駐車場で地上の駐車スペースはなさそうです。