2013年5月23日木曜日

イオンモール京都桂川の規模

JR桂川駅に隣接して建設が進められている「イオンモール京都桂川」の規模がどの程度になるのかですが、5/14に報道された京都新聞の記事によると滋賀県草津市にある「イオンモール草津」とほぼ同規模と書かれています。

「イオンモール草津」は、イオンモールとしては関西最大級として2008年に営業を開始しています。
また、同じ2008年には「イオンモール橿原」が増床リニューアルオープンして、イオンモール草津に匹敵する大型店となっています。
これらと京都府内の主なイオンモールの規模を比較してみます。


イオンモール
草津
イオンモール
 橿原
イオンモール
 高の原
イオンモール
久御山
イオンモール
KYOTO
イオンモール
 京都五条
イオンモール
京都桂川
開業日
2008.11.26
※2008.11.25
2007.5.1
※2012.4.5
2010.6.4
2004.3.3
2014.10 予定
店舗面積
60,000
63,500
39,950
29,400
45,200
22,000
53,000
商業施設面積
86,137
84,000
50,850
33,636
51,000
40,000
延床面積
177,369
225,000
125,676
87,000
148,300
99,000
200,000以上
敷地面積
165,410
112,000
47,818
69,300
30,100
47,000
93,047
専門店数
186
243
148
114
130
140
(200)
駐車台数
4,330
5,000
2,028
2,200
1,125
1,600
3,300

※増床リニューアルオープン日
面積の単位はすべて平方メートルです。
京都桂川のデータは完成までに変更される可能性があります。




店の規模を表す指標はいくつもあります。各数字だけを見てどの店が大きいかというのは単純には判断できませんので、まずそれぞれの指標の説明をします。

店舗面積・・・「大規模小売店舗立地法」という法律によって定義されていて、1000平方メートル以上の店舗は都道府県や政令都市に届ける義務があります。
この面積に含まれるのはは物販や修理などの小売店の売り場面積だけで、飲食店やフードコート、映画館(シネマコンプレックス)やゲームセンター、医療施設などのサービス業の施設の面積は含みません。また、テナント間の通路や休憩所や階段などの共用施設も含みません。

商業施設面積・・・この面積は施設運営者による独自の基準で、イオンモールでも店舗によって微妙に基準が異なります。
通常は、店舗面積には含まれない飲食店、映画館、ゲームセンター、医療施設などの全営業施設が含まれます。ただし各専門店内のバックヤードなども含まれることが多いです。
フードコートの共有飲食スペースが含まれるかは不明です。通路や共用施設なども含まれたり含まれなかったり色々です。


延床面積・・・建物の屋上以外の総面積です。商業施設面積に加え、建物内の従業員専用の施設や建物内の倉庫、商品搬入施設、建物内の駐車場も含まれます。ただし、屋上の駐車場は含まれません。建物の階数が多ければ、その分延べ床面積も広くなります。

敷地面積・・・その施設がある敷地の面積。建物のある場所の面積と、建物の建っていない地上部分の駐車場、屋外の通路なども含まれる。土地に余裕のある郊外店は敷地面積が広い店舗が多いです。

専門店数・・・イオンモールの専門店数には、テナントの他に銀行などのATMも専門店の数に含んでいます。



比較として近隣や京都の主な商業施設の店舗面積も掲載します。

高島屋京都店 47,837
大丸京都店 46,500
JR京都伊勢丹 43,236
藤井大丸 15,237
京都マルイ 8,765
アバンティ 14,682
ヨドバシカメラ京都 38,300
京都ファミリー 17,229
北大路ビブレ 23,213
イオン洛南SC 30,173

ダイエー桂南店 11,426
イオン向日町店 14,276


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